福島からのサツマイモが給食に
原発事故の影響で今も町の一部が避難区域に指定されている福島県川俣町の富田小学校と、同じ名前が縁で交流を続けている大野市の富田小学校に、福島の子どもたちが育てたサツマイモが届けられ、子どもたちは給食のシチューにして味わいました。
大野市の富田小学校は、原発事故の影響で今も町の一部が避難区域に指定されている福島県川俣町の富田小学校と名前が同じだったことからおととし、クリスマスカードの交換をきっかけに交流が始まりました。
今年は川俣町の富田小学校から、地元で採れたサツマイモが届けられました。サツマイモは、放射性物資で汚染された農地を使わずに、棚につるして子どもたちが育てたということで、17日の給食のメニューに出されました。
サツマイモをふかしてクリームシチューにして出され、子どもたちは「甘くておいしい」とか「福島の子たちが頑張って作ってくれたので感謝して食べます」と話していました。
大野市の子どもたちは今年も川俣町の子どもたちにクリスマスカードを送ったということで、今後も交流を続けていくことにしています。
12月17日 19時15分