20140403国連科学委員会被ばく影響報告 福島

Nasuruy 2014-04-12

Views 14

国連科学委員会被ばく影響報告
放射線が人体に与える影響を分析している国連の科学委員会は、東京電力福島第一原子力発電所の事故に関する報告書をまとめ、被ばくによるがんの増加は予想されないと結論づけました。
放射線の影響に関する国連の科学委員会は、2日、世界の80人を超える専門家が、福島第一原発の事故による被ばくの状況やその影響を分析した結果をまとめた報告書を発表しました。
それによりますと、これまでのところ事故による被ばくの影響で死亡したり、深刻な病気になったりした事案は報告されていないとしています。
そのうえで、今後のがんの発生率に明確な変化があらわれ、被ばくによるがんが増加することは予想されないと結論づけています。
ただ放射性物質の影響を受けやすいとされる子供たちについては、甲状腺がんのリスクが増加する可能性が理論的にはあり得るとして、その危険性は高くないものの今後の状況を見守る必要があるとしています。
また、福島第一原発の作業員についても、被ばくに関する調査の開始が大幅に遅れたために、事故の初期段階での被ばく量が不明確だともしており、日本側に適切な対応を求めています。
04月03日 19時14分

Share This Video


Download

  
Report form