希少動物の精子バンク実現

TomoNews JP 2015-05-14

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京都大学は希少動物の精子をフリーズドライ保存することに成功、京都市動物園と協力し保存研究を行うと8月27日に発表した。フリーズドライはインスタント食品の製法にも使用される技術。チンパンジーやキリンなどの希少動物から精子を採取し、マイナス30度で急速に凍結、さらに真空状態で水分を昇華させ乾燥させた。粉末状態で保存した後、水を加えて戻した精子で受精実験を行ったところ、卵子と受精し、受精能力が保たれていることが確認できたとのこと。フリーズドライにした精子は4度の冷蔵庫でも保存でき、かかるコストも低く、常温での保存も3か月は可能。今後はフリーズドライ精子から実際にチンパンジーを誕生させるなども計画している。今後は他の動物園にも協力を呼びかける。

http://www.asahi.com/special/news/articles/OSK201308270166.html

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