1989年12月2日に日本で公開された『バットマン』の日本版予告編です。
今ならば、映画の日の12月1日に公開するところを1日ずらして
12月2日に公開したことが当時話題になりました。
また、ゴーストバスターズ2は、正月映画にもかかわらず
バットマンを避けて1週間前倒しの11月25日から公開をし
その作戦が大成功しました。
全米で夏興行で大ヒットをしていたので、大森一樹監督が
かなり意識をして、日本で同時期公開となる『ゴジラvsビオランテ』(1989年12月16日公開)の
劇中に「バットマンみたいだった。」と田中好子に語らせています。
製作者であるピーター・グーバーへの暴露本によると
バットマンのラストは、撮影終了間際になっても決まっておらず
脚本にもジョーカーが塔に上へ上へ登っていく・・・としか書かれておらず
当時、長編監督として2本目で新人監督だったティム・バートンが
「この後、どうしていいかわからない!」自暴していたのを
毎回、「君なら出来る!」なだめすかしていたそうです。
尚、個人的にこの予告編のラストカット、かっこよく振り向いたはずのバットマンの
バックルがずるっとずり落ちるのが非常にかっこ悪いと予告編鑑賞時に幻滅していました。
わざわざ、ムキムキマンのボディスーツにしているんだから
そんなラストカットはNGにすればいいのに。