フジテレビの社会部の記者だった30代の男性社員が過剰接待の見返りに、知り合いの暴力団関係者からの依頼に応じて高級車の購入に名義を貸していた問題で、フジテレビはこの社員を休職1か月の懲戒処分とすることを明らかにしました。
この問題は、フジテレビの30代の男性社員が社会部の記者だったおととしの春以降、都内の高級飲食店などで過剰な接待を繰り返し受けていた知り合いの山口組系の暴力団関係者からの依頼に応じ高級車の購入について名義を貸していたものです。
フジテレビはこれまでの調査結果を踏まえ、この男性社員を記者職から外していましたが、休職1か月の懲戒処分とするとともに上司の部長ら2人をけん責処分に、報道担当の役員2人を減俸とすることを明らかにしました。
フジテレビは、「今回の問題を重大な事態ととらえて処分を決めた」としています。
2016/12/27 21:16