自分の部屋でゲームをしている最中に「ご飯だよ」と呼びに来たことに激高したということだ。
16歳の息子が父親の首などを包丁で刺し、その後、父親は死亡した。
子どもがいる家庭ではありがちな光景。
ゲームに夢中になるなか、「もうご飯よ、やめなさい」こうした声掛けが事件の発端となったのだろうか。
現場は静岡市の住宅街。
21日夕方、警察に「夫が息子に刺された」と通報が入った。
駆け付けた警察官らが見たのは、血を流し倒れた51歳の男性。
搬送された病院で死亡が確認された。
殺人未遂の容疑で逮捕されたのは16歳の男子高校生だった。
男子高校生は両親と3人暮らし。
事件直前、少年は自分の部屋でゲームをしていた。
そこに人の気配が。
父親が「ご飯だよ」と呼び掛けてきたという。
この前後の様子は明らかにされていないが、なぜか男子高校生は激高。
ゲームを包丁に持ち替え、父親に切り付けたという。
犯行は母親の目の前で行われた。
首や顔面など複数箇所を切られ、即死状態だったとみられる。
近所の人によれば、51歳の父親は穏やかなタイプだったという。
そんな父親のゲーム中の声掛けは事件と関連があるのか。
静岡の事件では、父親は息子の部屋に入ったとみられる。
犯行に使われた包丁は、男子高校生が台所から持ち出したとされる。
警察は、男子高校生が強い殺意を持って犯行に及んだとみて動機などを調べている。
2017/09/22 18:02