苦手なことを克服だ。
サングラスをしていてもマスクをしていても、その人物が一瞬にして誰なのか割り出すことができるようになった。
顔認証とは、防犯カメラなどの映像に映った顔から人物を自動的に特定する技術のこと。
近年、空港などではセキュリティー強化のために顔認証ゲートが設置され、テロ対策などで活躍している。
しかし、この顔認証の技術にはまだまだ課題が…。
例えばサングラスやマスクなどで顔の一部が隠れた状態だと顔の照合が難しいとされてきたのだ。
ところが、20日に発表された新しい技術では、目や鼻、口といった特徴を数値化して分析することで、サングラスやマスクをした状態でも照合が可能になった。
また、登録した顔から数年経ち、年齢によって顔が変化した場合でも照合ができるという。
2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて訪日外国人の増加が予想されるなか、安全対策に役立つ技術となりそうだ。
2018/02/20 18:55