中学生の少女を自宅に連れて行くなどした誘拐の疑いで、TBSの社員の男が逮捕された。
少女が行方不明となって約半月がたっていて、家族は警察に相談していた。
3日に送検された、TBSに勤務する余卿容疑者(30)。
未成年と知りながら、静岡県に住む少女を都内の自宅に連れていくなどした疑いで、2日に逮捕された。
捜査関係者によると、少女は中学生だという。
2人の間に何があったのだろうか?
発端は先月中旬。
少女の家族が、少女がいなくなったことを警察に相談し、行方不明者届を提出した。
行方不明となって約半月がたった2日、2人が発見されたのは北海道・札幌市。
交番の横を歩いていたという。
警察が声をかけ、余容疑者を現行犯逮捕。
少女は目立った外傷はなく、保護された。
東京・渋谷区に住む余容疑者と静岡県に住む少女。
そして、2人の発見場所となった札幌市。
いったい、どのようにして札幌市での逮捕に至ったのだろうか?
捜査関係者によると、余容疑者の身柄確保につながるきっかけとなったのは、実はツイッターだった。
少女が北海道にいることをツイッターに投稿したことが発見の決め手になったという。
2015年に入社し、TBSの映画・アニメ事業部に勤務していた余容疑者。
余容疑者を知る人によると、アニメが好きでテレビ業界に入ったと話し、真面目な性格だったという。
社員の逮捕を受けて、TBSは「社員が逮捕されたことは誠に遺憾であり、本人やご家族はじめ関係者の方に深くおわび致します。事実関係を調べた上で厳正に対処致します」とコメントしている。
警察は、少女を連れ回した経緯や動機などについて、詳しく調べている。
2018/09/03 19:23