20131217広野町でミカンの出荷自粛が解禁 3年ぶりにミカン狩り(福島)

Ryosuke Nakayama 2013-12-17

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2013/12/17

福島・広野町で17日、ミカンが収穫された。原発事故後は、出荷の自粛が続いていたが­、3年ぶりに解除された。
子どもが走って向かったのは、広野町の「みかんの丘」。
広野町では、3年ぶりにミカン狩りが行われた。
女性は「地元の仮設からすっ飛んできたかいがあるわ」と話した。
男性は「いや、最高です。ねえ」と話した。
広野町のミカンは2012年、基準を超えるセシウムが検出され、出荷を自粛してきた。
しかし、2013年は、セシウムの値が基準を大幅に下回り、ミカン狩りが再開された。
ミカンを食べた人は「これは少しねえ、パンチが効きすぎ」と話した。
中には、酸っぱいものもあったが、別なミカンを食べ、「(食べて)うん、これ甘い」と­話した。
広野町建設課の鯨岡公一さんは「ここは暖かい町だよと。ミカンがなる町だよということ­で、
ミカンを通して、福島県はもとより、全国の皆さんに、広野町、頑張ってるよということ­でPRしていきたいです」と話した。
広野町に戻っているのは、東日本大震災前の人口の、およそ2割の1,220人。
町のシンボルの復活が、住民の帰還につながればと期待される。

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