福島第1原発の作業員のうち、労働条件について、「書面で説明を受けた」と答えたのは、半数余りにとどまることがわかった。
これは、東京電力が原発の作業員3,304人を対象にアンケートしてわかったもの。
法律で定められている通り、賃金などの労働条件を「書面で説明を受けた」と答えたのは56.1%で、1年前の調査と比べてもほとんど改善されていなかった。
一方で、「口頭で説明を受けた」と答えたのは20.2%、「説明を全く受けていない」と答えた人も5.9%いた。
東京電力は、労働条件を提示するよう、元請け会社に求めることにしている。