◇全米プロゴルフ選手権 最終日(13日)◇クエイルホロークラブ(ノースカロライナ州)◇7600yd(パー71)
松山英樹が日本人史上初のメジャー優勝を惜しくも逃した。1打差の2位タイからスタートし、後半10番を終えて単独首位に立ったが、ジャスティン・トーマスに逆転負けを喫した。ホールアウト後は涙を流したが、報道陣の質問に丁寧に答えた。
◇一時は首位に立ったが?
「11番のティショットで良いショットが打てたので、(調子が)戻ってくるかな、良いプレーができるかなと思っていたが、セカンドショットが自分の中で痛かった。難しくない状況から(グリーン右ラフに)ミスをしてしまったのが、きつかった。ミスをした原因は『トップに立ったからどう』というのは関係ない感じでした」
◇11番の第2打のミスから3連続ボギー
「アプローチ、パットでしのげなかったのが痛かった。流れが悪くなる原因を作ってしまった。(ショットへの違和感は?)それは関係ある。そこまではごまかして、きのうよりはいいショット、ピンにも行っていました。12番も良いショットだったのが木に当たってピンチになった。そこからはもう、どうしようもないなという感じでした」
◇トーマスに3打差をつけられてから、15番を終えて再び1打差にした
「14、15番でバーディを獲れましたけど、(状態を)まったく立て直せなかったですね。差はひらきましたけど、最後の3ホールが難しいですけど、ピンポジション的にはバーディが獲れるような気がしていた。うまくいけばな、という感じでした。残り3ホール、16番のティショットミスと、(パー)パットのミス、入らなかったのが結構効きました」
◇グリーンの状態が3日目までと違った?
「そんなに速くはなっていなかったですけど、きょうは先週、今週の2日目まで続いたパッティングではなかったです」
◇メジャーでの優勝争いの喜びは
「このギリギリのところでやれるのは楽しいですし。そこで勝てればなおさら楽しいと思うんですけど、これを次に生かしていけるように、何をしたらいいのか(今は)分からないですけど、一生懸命、練習したいと思います」
◇これまでのメジャー大会でタイトルに一番近づいた実感は
「最後の3ホールまで近いところにいられたので、そういう意味では近かったと思う」
GDOニュース引用