◇日本女子プロ選手権大会コニカミノルタ杯 2日目(8日)◇安比高原GC(岩手県)◇6640yd(パー71)
アンダーパーはわずか8人という過酷な予選ラウンドを首位で通過したのは、通算4アンダーとした柏原明日架、東浩子、黄アルム(韓国)の3人。首位から出た柏原は4バーディ、4ボギーの「71」と耐えてその座をキープ。東はこの日のベストスコア「67」をマークし、27位から急浮上した。
柏原は出だし1番で10mから3パットボギーとし、序盤でスコアを落とした。だがティショットを右の林に入れた6番で、残り100ydの第2打をピン奥2mにつけてバーディを奪取。続く7番でも2連続として粘りを見せた。
「毎ショット、毎ショット、気持ちをリセットして今に集中する」ことを心掛け、ミスを引きずらないゴルフを徹底。メジャーのビッグタイトルが懸かるが、「特に意識していない。とにかく早く勝ちたいという気持ちが強い」と初勝利を貪欲に狙う。
3打差の通算1アンダーの4位に笠りつ子、川岸史果、イ・ミニョン(韓国)、サイ・ペイイン、フェービー・ヤオ(ともに台湾)の5人。5位から出た前年優勝の鈴木愛は「73」と落とし、通算イーブンパーの9位に後退した。
イ・ボミ(韓国)は「75」と崩して通算3オーバーの32位。アン・シネ(韓国)は通算4オーバーの41位で決勝ラウンドに進出した。
通算5オーバー48位タイまでの65人が予選ラウンドを通過。初日3位発進の岡山絵里は「80」を叩き、カットラインに1打届かない通算6オーバーで姿を消した。
GDOニュース引用